子持ち主婦が仕事にやりがいを求めてはダメ?

友達からのメールに考えさせられる。

「子持ちの主婦が前提で、フルタイムで仕事できて、定時上がりで、給料も充分もらってる...これで文句いったらバチがあたるかね?やりがいの部分は諦めないとダメかね?」

はぁ...悲しいかなおんなじこと考えてる。

今の職場は、全体的なモチベーションが低い。
やるべきことはゴロゴロと山のように転がっているけど、見えないのか見ないようにしてるのか、煮えきらない感じ。で、仕事以外の充実感は半端じゃない。
WLBでいうと、ライフにかなり偏っている印象。

でも前の職場にやりがいがあったわけじゃない。
家庭崩壊寸前まで職場にがんじがらめだったから、やりがいなんて感じなかった。
こちらはワークの配分が半端じゃなかった。

うまくバランスが取れた職場ってのは、なかなかないんだろうけど。

だいたいそこまでの要望を主婦がしてもいいのか?って話なんだけど。

思うに、主婦とか主婦じゃないとかじゃなくて、もうこここからは個人の問題になってくる。

自分は仕事にもやりがいをもちたい。
そのためには勉強もするし、技術向上のために努力してる。患者さんとゆっくり話す時間も大切にしたい。

でもチームで動いてるのも事実で、自分だけが一生懸命になっても効果的じゃないし、だいたい患者さんが混乱したりする。

じゃあそういう理想の職場を探せば?ってなってもそう簡単には見つからないだろうし

スタッフごと私が変えてみせる!!という意気込みや決意までをもてるわけでもない。

どこかで妥協点を見つけなくちゃいけないんだろうか...

最近、今の職場での生き方?働き方?の迷路に迷い混んでて、いろいろ考えた。

と、こんなメールのやりとりをして、答えは出ないまま、明日も仕事だね、ってことで。

長女の学童に迎えにいったら、なんか変に明るいのでちょっと違和感。
予感的中で車に乗った途端に号泣。

ラソン大会でビリやったと。

こらえてこらえて爆発してしまった様子。
泣きながらひとしきり言い分を語る。

で、その後。妙に冷静に
「お母さん、何番かも大事やけど、それよりももっと大事なものちゃなにか知っとる?」

最後までがんばること?と答えると、

「それも大事やけど、教えてあげよっか?自分はがんばっている、やったぞという気持ちやよ。気持ちが大切なが。がんばったかどうかは自分だけが決めれるがいよ。」

さっきの号泣はなんだった?という感じでけろっとして。
自分はがんばったという気持ちがしっかり持てるから、みんなにビリって言われても大丈夫やった。と。

そっかー気持ちか。
子どもがこんなこと言うまでに成長したのにもびっくりしたけど、同時に自分はどうかな?と考えた。

小1の壁にぶち当たって仕事を辞めました。

小1の壁にぶち当たり、それを乗り越えられなくて、仕事をやめました。

今は新しい職場で正職員として働いています。
小1の親であることが壁にはならない職場で。

「辞めることは負け」
心のどこかにそういう思いがあって、ここまでの決断をできずに数年を過ごしてきました。
でもとりあえず今はこれでよかったと思えます。

時間内にお迎えにいけること。
こどもの話に耳を傾けられること。
一緒に絵本を読んだり、絵を書いたりすること。
宿題をみてあげれること。
ちょっと掃除しようか、ちょっと料理しようかと思う心の余裕。

今までの生活は、こんな当たり前のことができていなかったということに気づかされています。

ほんとうにありがたいです。

じゃあ今までと何が一番違うか考えました。

それは仕事が定時に終わること。
子どもが急な熱とかでも、みてあげられるという職場環境=安心感。

考えてみたらたったこれだけのことなのです。

定時に終われば時短も必要性は薄くなります。
お互いさまという職場環境が、働きながら子どもを育てる親の異常なまでの焦りと緊張感を解放して、それがまた子どもの体調やメンタルにもおそろしいくらい反映されてきます。

細かいことを挙げればまだまだあるけれど、大きく書いてしまえばたったこれだけのことなんですね。

でもたったこれだけのことが叶えられない職場が、まだまだたくさんあるのです。
このことに気づいていない偉い方々がたくさんいるのです。

そしてこの条件さえクリアできれば、フルで働けるという人は、私の周りにもたくさんいます。

私は看護職なので、狭い世界の限られた話なのかもしれません。

わたしは運がよかっただけなのでしょうか。

転職は負けだと思ってた

綱渡り生活をしながら、先の光がみえないまま、働き続けとった。

今の職場を辞めるということは「負け」や。負けて「脱落者」になるんや、プライドを捨てることになるんや、それは嫌やな、と。
看護師としては急性期が一番勉強になって、一番やりがいもあるはずや、という思いも心のどこかにあったかもしれん。

1人目の育休明けも、2人目3人目の育休明けも、そういう風にしか考えられんだ。

でも、3人目育休明けから2年が経過して、自分の価値観や考え方が変化してきたらしい。

なにが大切なのか。
家族としてどうありたいのか。
どういう生活を送っていきたいのか。

そういうことを考えるようになった。
漠然とではなく、真剣に。

夫とも真面目に話し合えるようになってきた気がする。

自分たちの生き方に合った仕事を、前向きに、積極的に、探しにいってもいいんじゃないがかな?

聞く人によっては、辞めるための言い訳にしか聞こえないこともあるかもしれん。

でも、そのへんのモヤモヤとしたところをくぐり抜けそうな気がするな。


今日、初めて他の病院を見学した。
慢性期の介護病棟もみせてもらった。

患者さんが笑ってた。
働く人が生き生きしてた。
師長さん・スタッフさんの目指そうとするものに、すごく共感した。

慢性期は先がないから、毎日おんなじで、やりがいなさそう...
とか思ってた自分が恥ずかしくなったわ。

どこででも、腐らずに、やりがいをもって働いていくことはできるんやね。

きっと。

もっといろんな世界をみてみようと思う。

自分たちの生活を守りながら、自分の能力や資格を活かしていけるところは、きっとあるばずやわ。

まだきっと遅くないはず。

前を向いて、あるいていくよぉ。

つなわたり生活に

TwitterでWMのツイみてると、ほんとにみなさんよくやってるなぁ...と思う。

わたしの生活は『綱渡り生活』と名付けられるんだなぁ、とtwitterが教えてくれた。

つなわたりな生活を送る意味って、なんなんだろ?

いや、意味なんてないのかな?
自分がどうしたいか、が問題?

自分が、納得できるくらいの意味付けをしたいだけなのかも。

以下に自分へのメモ的な記述を。

・保育園から呼び出しがかかっても休めず、託児所の手配をして働き続ける。
・帰りもなかなか定時に帰れず、(仕事中の)夫に一端保育園(18時まで)へ迎えに行ってもらって、自分の職場に来てもらい、私は子ども3人を抱えて子連れ残業する。
・長女が小学生となり、学童が17時半までのため、そろばん教室に通わせることとし、18時までみてもらう約束をとりつけた。
・私は3交代で、深夜勤務行く前ギリに夫が帰宅。
・私は朝や土日祝祭日(盆や正月も)に仕事で不在のことも多く、そんな時は夫が家事育児を一手に担っている。
・外部サポートがとても少なくも、登録しても預かり手が見つからない。これは地方のため?かな。
・祖父母はみんなまだ定年前で、フルタイムでバリバリ働いてる。(できる範囲てすごく助けてもらっている。)


仕事柄、資格を生かしてパートや嘱託ににるのは簡単。で、おそらくあと5年後、現状なら10年後だって、正職員になれる保証もある。

じゃ、一端辞めるか。とも簡単にはいかない。
住宅ローンのこと、子どもにかかるお金、まず頭をよぎるのはお金のこと。

でもそれだけじゃない。
家事育児の割合が、確実に私のほうに偏るのでは?
今はお互いがフェアに働いてるからなんでも分担制だけど、パートになったら...?やっぱり今のような分担制ではいられないよね。

よく考えると、自分はそこに一番引っ掛かってるのかも。と思う。

子どものことを一番に考えて、とかではないってのが、自分勝手な考え方なんだろうなーーとぼぉぉっと考える。


ネットの中の人は、それぞれに自分の条件のなかで悩んでる。

こういう自分勝手な悩みでも、悩んでていいのかな、と思えたことが大きな収穫。

まだまだ悩み続けますか。

HUG_Tokyo みました。

HUG_Tokyo USTでやっとこさ視ました。参加された方のブログとかも少し拝見しました。

インターネットの超初心者としては、USTを見るのもどうしたらよいのか分からず、そして、はてなでこの思いを書くのもどうしたらいいのか分からず、混乱の日々でした(^^;

HUG_Tokyo自体の感想からは少し外れるかもやけど、すこし書いておきたくて。

twitterの中の人が、ほんとうにいるんやということに、鳥肌。
いちのせきさんが動いて喋ってるわぁ、と口あんぐりでした。(そしてかっこよかったー)
・近藤さんが「インターネット=みんな平等な機会」と言ってらしたことに、なぜか涙。こういうことは東京の人らだけがやってるってイメージやったけど、こんな田舎もんでも、HUG_Tokyoのことを知り得て、行きたい!と日程を調整してみてた。これって、私にも機会が与えられた、っちゅうことかぁと勝手にジーンとした。
・ブログというものに対するイメージが変わった。私はもう十数年毎日日記を書いとるけど、日記を公開する意義がよく分からんかった。でも、twitterを始めて、自分のつぶやきに共感してくれたり、予想もつかない方向から意見をもらえることにすごく価値があるなと思えたけど、ブログもそうゆうことなのかな?と。こういうのがオープンってことなのか?
・あと、はてな自体にも、はてなのユーザーさんにもさらに興味↑。(twitterでフォローしてる人って、なぜかはてなユーザーが最初から多かった。不思議〜)USTでも会場の一体感と、柔らかな空気が流れてるなぁというのが伝わってきて、心地よかった。
で、自分もはてなユーザーになりたいと思った次第。

思ったことをつらつらと。
とにかく、まあ、HUG_Tokyo行ってみたかったがね。
またなんかこういう機会があれば、可能なら田舎から走っていきます!