小1の壁にぶち当たって仕事を辞めました。

小1の壁にぶち当たり、それを乗り越えられなくて、仕事をやめました。

今は新しい職場で正職員として働いています。
小1の親であることが壁にはならない職場で。

「辞めることは負け」
心のどこかにそういう思いがあって、ここまでの決断をできずに数年を過ごしてきました。
でもとりあえず今はこれでよかったと思えます。

時間内にお迎えにいけること。
こどもの話に耳を傾けられること。
一緒に絵本を読んだり、絵を書いたりすること。
宿題をみてあげれること。
ちょっと掃除しようか、ちょっと料理しようかと思う心の余裕。

今までの生活は、こんな当たり前のことができていなかったということに気づかされています。

ほんとうにありがたいです。

じゃあ今までと何が一番違うか考えました。

それは仕事が定時に終わること。
子どもが急な熱とかでも、みてあげられるという職場環境=安心感。

考えてみたらたったこれだけのことなのです。

定時に終われば時短も必要性は薄くなります。
お互いさまという職場環境が、働きながら子どもを育てる親の異常なまでの焦りと緊張感を解放して、それがまた子どもの体調やメンタルにもおそろしいくらい反映されてきます。

細かいことを挙げればまだまだあるけれど、大きく書いてしまえばたったこれだけのことなんですね。

でもたったこれだけのことが叶えられない職場が、まだまだたくさんあるのです。
このことに気づいていない偉い方々がたくさんいるのです。

そしてこの条件さえクリアできれば、フルで働けるという人は、私の周りにもたくさんいます。

私は看護職なので、狭い世界の限られた話なのかもしれません。

わたしは運がよかっただけなのでしょうか。